【きゅうり】ファーム・ベジコ(高知県高知市)

【きゅうり】ファーム・ベジコ(高知県高知市)

ミオサイの「ビーツとトマト」ジュースにはファーム・ベジコのきゅうりを使っています。「ファーム・ベジコ」という名前にはベジタブル・コミュニケーション&コラボレーション、つまり野菜を通じてさまざまな交流ができるようにという願いがこめられています。ファーム・べジコの長崎 雅代さんにきゅうり作りのこだわりをお伺いしました。

 

ー 農家を始めたきっかけを教えてください

脱サラをして農業に転職した夫とともに農業を営むことになりました。叔父夫婦のきゅうり農家を継いで今年で20年になります。きゅうりに加えて最近はバジルを中心にしたイタリアン野菜も栽培していますし、葉物類やハーブもお客様(飲食店のシェフ)の要望などもあり、いろいろな種類の野菜を作っています。

 

ファームベジコきゅうり

 

ー きゅうりを栽培する上でのこだわりは何ですか?

一口食べておいしいと感じてもらえることが大切なので、味だけでなく、香りにもこだわっています。甘くてさわやかな香りになるように育てています。またおいしいきゅうりを作るためには土作りが大切です。先代の父の時代から変わらず行っているのは土に米ぬかや自家製の堆肥を入れることです。そして農薬の使用は極力控えるようにしています。

 

ー きゅうりを栽培する上での苦労を教えてください。

台風などの災害でハウスが壊れたり、きゅうりに被害が出たりすると農業は大変だなあと思います。でも普段は自然から恵みをもらっているので共存していくしかないですね。

 

ファームベジコきゅうりファームベジコきゅうり

 

ー きゅうりを育てる上でこれまで一番うれしかったことは何ですか?

食べておいしいと言われたときが一番うれしいです。特にきゅうりが苦手な人にも喜んで食べてもらえるとうれしいです。また2013年野菜ソムリエサミットでファーム・べジコのきゅうりが日本一になったのですが、その時はびっくりしましたがとてもうれしかったです。このような評価が励みになります。

 

ファームベジコきゅうり

 

ー 今後取り組んでいきたいことはありますか?

現在の出荷は個人のお客様への通販と飲食店向けへの出荷と半分ずつです。地元で開催しているマルシェでもファーム・べジコのきゅうりを気に入って買ってくれる人が増えました。今後もみなさんに喜んでもらえるような野菜をつくっていきたいです。

暖かいハウス内をテキパキとさわやかに案内してくださった長崎さん。野菜にはA品、B品、C品などとランク分けがあり、色やサイズ、傷の入り具合によってランク分けされます。一般的にスーパーなどで販売されている野菜は色や長さが基準以上のA品です。ミオサイではファーム・ベジコさんのきゅうりの主にB品を中心に購入させていただいています。B品、C品のきゅうりは曲がっていたり、長さの基準が市場と合わないものですが、味はとても本当においしいです。ミオサイでは市場に出回らないきゅうりをおいしいジュースにして、みなさまにお届けしています。

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